遅ればせながらではありますが、
新年のご挨拶をさせていただきます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も冬季間にお部屋のリニューアルを行うため、一部営業を除き休館いたします。
【休業期間】
令和5年1月10日~2月19日
【工事場所】
2階桂の間バストイレ付き客室改修、廊下整備、ボイラー切り替え工事他
【内容】
2部屋を2間続きの1部屋にし、ご家族や親子旅にも対応できるようにいたします。
昨年の改修で竹の間(詳細はこちら)で最大6名様までご一緒にお泊りできるお部屋をご用意しました。
竹の間との相違点は、部屋が区切られているため別々に滞在できる点です。
10畳と12畳のお部屋に分けてお休みになれます。
ご両親と一緒の旅行などにご利用ください。
もちろん、最大6名様までご案内可能ですので、ご友人と一緒の旅も大歓迎です。
尚、シャワー付きのお部屋にすることでインバウンド向けにも対応していければと考えております。
廊下もきれいにしますよ~。
さらに、本年のつかさや旅館の取り組みとして「定休日の設定」を行います。
【定期休館日】
日曜日・月曜日(月1回3連休も含む)
ご予約際にはご不便をおかけ致します。
昨年は日曜日も月曜日も多くの方にご利用いただき、本当にありがたい限りです。
*休館日の確認は客室カレンダーからご確認できます。
この導入の背景には、2つの理由があります。
1つは、来年全員小学生になる3人の子供たちの時間を作りたい、という理由です。
僕が小さい時は、学校の行事にほとんど両親が来ることはありませんでした。
それが当たり前だと思っていました。
親子競技の相手は必ず先生。仲良く親子で参加している友達を見ないようにしてました。
自分の子供にはそんな思いをさせたくないと、20歳を過ぎたころには思ったものです。
でも、現実は両親と同じことをしていました。
仕事を言い訳にして。
そんな中、妻である女将は違いました。
彼女は必ず子供の行事に参加してきました。
子供と一緒にいることが一番のプライオリティなのです。
背景の違う妻と僕ですが、このコロナ騒ぎを経て共有できる考えが見えてきました。
その一つが、「休みを取る」ということでした。
僕たちが仕事を離れることで、時間を共有し
子供たちの成長のきっかけを作っていきたい。
もう一つの理由は、今後我々と一緒に働いていただける仲間を迎える準備のためです。
休館日を設けることは、イコール休みなのでなく、
「旅館業以外の仕事を行う」ということでもあります。
もちろん、旅館業から遠く離れた仕事というよりも
「ガイド」「体験」「お土産販売」「ツアー企画提案」等々の
旅館業から派生する仕事がほとんどです。
僕らは家族で働いているメリットも十分享受しております。
でも、家族でやれる範囲にも限界があります。少しずつ考え方を柔軟にしてきたい。
旅館にかかわる働き方を少しずつ変えていき、多様な働き方を提案できればと思います。
加えていえば、提供する宿泊の形も変えていきたいと考えております。
基本的には今まで通りに旅館に皆様をお迎えして、ゆっくりしていただく。
そんな中にも、たまには一緒に食事をしたりして、旅の目的の中に
「我々との時間の共有」
「湯田川の温泉文化に触れる」
というものも入れていければいいのではないかと思うのです。
そのために、
「日本酒を楽しむ会」
「稲刈り体験」
「湯田川温泉神楽」
「しめ縄づくり体験」
などを本年はご用意して皆様と一緒に時間を過ごせたらいいなぁと思っております。
長くなりましたが、ご理解頂ければ幸いです。
お読みいただきありがとうございました。