こんにちは、若旦那です。
毎年恒例になった「おうちで作れる孟宗汁キット」のご案内です。
購入ページはこちら
4月の上旬には庄内平野の多くの農家さんが湯田川に集まり、お米の種もみを温泉で発芽させます。
そして、4月の下旬からは今回送らせて頂いた湯田川の「孟宗」が顔を出します。
この孟宗が出始めると、気候も温かくなり、田んぼにも水が引かれ、一斉に農の営みが加速されます。
そもそも、この「孟宗」とは、孟宗竹のタケノコの事を言っているのですが、いつのころからか庄内地方ではこのタケノコの事を「孟宗」と呼ぶようになっていました。
我々はこの孟宗を、昔から「孟宗汁」という料理で愛してきました。
孟宗を椎茸とあぶらあげと味噌、そして酒粕で煮込む素朴な料理です。
米どころ庄内。多くの篤農家が存在し、優秀な米の品種も生まれ、さらにはその米を作った日本酒の製造も今でも盛んです。その副産物である「酒粕」。
孟宗汁には欠かせない材料です。
この酒粕の量で家庭の味が決まるほど、親しみ深いものです。
でもなかなか食べれないんだよなぁ。
という方には是非お勧めです。
その孟宗汁がご自宅で簡単に作ることができるんです。
【この孟宗汁キットは何がよいか】
孟宗汁を作るために用意してもらう材料は「水」だけ。
処理に時間がかかる孟宗をしっかりゆでてあります。
孟宗汁のお供である「椎茸」「厚揚げ(あぶらあげ)」「味噌」「酒粕」
全て、必要な分量が入っております。
孟宗汁キット申し込みはこちら
【さらに素材がいい】
皆様にお渡しする、孟宗は早朝から山に入り掘ってきたものです。
もちろん、つかさや旅館の所有の孟宗山から若旦那である私が掘ってきます。
当館の山だけでは足りないので、つかさや旅館の「つや姫」「はえぬき」をすべて生産している湯田川地区の伊藤ファームの伊藤さんにも毎日掘ってきてもらっています!
掘った2時間半~3時間後にはすぐ鍋の中で美味しい「茹で孟宗」になります。
なぜ、掘ってすぐの孟宗を生のままで皆様にお渡ししないのか?
それは、収穫した時にどんな新鮮な孟宗も時間と共に劣化していき、アクが回ってきます。
ちょっと詳しく話すと、孟宗をゆでると白い物質が出てきます。これをチロシンという旨味(アミノ酸)ですが、このチロシンが時間とともに酸化し、えぐみに代わっていきます。このえぐみを中和するのがアルカリ性の米ぬかになるわけです。
どんなに品質が良くても、お届けするためには1~2日はかかります。
「湯田川温泉で食べる孟宗料理がおいしい」と、山形県内・近隣の県では認知度が高いのはその一つに、獲れた孟宗をすぐに「茹でる」ことができるからです。
まさに、
「産地直鍋」
「茹でる」ことによって、孟宗の劣化をいち早く止め、一番おいしいところをキープできるのです。しっかりと茹で時間を見極め、美味しさを保ちます。
さらに、湯田川孟宗の凄いところは
「水で茹でるだけ」でも美味しい、
というところです。
そして、その茹で汁もうまみがたっぷり美味しいところです。
セットにはこの茹で汁も付いています!
通常、皮付きのままに米ぬかと唐辛子を入れてあく抜きが必要なのです。
それがいらない。
おそらく、孟宗の本来のうまみが一番感じれるのではないでしょうか?
湯田川地区周辺の土壌が良いといわれています。
そして、何よりも100年以上守られ培われてきた教えがいい孟宗を作っているのだと思います。そんな孟宗を使った、山形の郷土料理を召し上がってみませんか?
【商品説明】
孟宗汁とは、山形県庄内地方の郷土料理で、
孟宗(タケノコ)と椎茸、油揚げ(厚揚げ)を味噌と酒粕で煮込んだ料理です。
その孟宗汁をご自宅で作れるキットです。
イラスト入りの分かりやすいレシピ付き。
さらに詳しく知りたい方にはyoutubeでも作り方をしっかり見ることができます!
孟宗汁キット購入の方には、レシピを提供いたします。
そのレシピ内にQRコードを張り付けてあります!
カレーライスと同じで、煮込むほどおいしくなります。
2日目の孟宗汁、3日目の孟宗汁も楽しめます。
おそらく、量が多く余るかもしれません。
そんな時にはアレンジレシピもご紹介いたします。
孟宗汁カルボナーラ!?孟宗汁ディップ!?
<内容量>
*孟宗汁6杯分
☆茹でた美味しい湯田川孟宗 900g
☆石栗さんの椎茸原木(茹で) 6ケ
☆鶴岡のうまい「あぶらあげ(厚揚げのこと)」1枚
☆ベーシックな「米味噌」 190g
☆老舗酒蔵の「酒粕」 130g
【ご希望発送時期をお知らせください】
可能な限り、スケジュールは合わせるようにいたしますが、終了の関係上前後する際はご容赦いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
孟宗汁キット申し込みはこちら
女将手作りばんけ味噌付き孟宗汁キット申し込みはこちら