京都茶の湯研修その一。 2016/06/08

おはようございます。

若旦那です!

本日は京都からブログを書いております。
昨日から県の旅館組合青年部の研修でこちらにお邪魔しております。 1日目を終えての感想。 やっぱ、京都は面白い。ということです。 今回は絶対自分では来ない!選ばない!というコースを
しっかり組んでいただきました。 今回の1番の目的は 『茶の湯に触れる』 京都に着いて一番初めに向かったのが「下鴨茶寮」。

京都研修5 茶事を体験するのが今回の目的。 茶事(ちゃじ)とは、茶の湯において
懐石、濃茶、薄茶をもてなす正式な茶会のことです。 習いたての身分でこんなことをするとは思いませんでしたが、
何もかも新鮮でした。 八寸は取り分けをします。 テレビで見ていた場面に自分がいます。 一つ一つの料理も美味です。

京都研修3
京都研修6
京都研修4
京都研修7
京都研修2 一通りお食事が終わると、しつらえを変え、やっと濃茶です。

京都研修8
京都研修1 懐石とお酒はは全て、この濃茶の為。 一つの茶碗でみんな(4人)でいただきます。 衝撃でした! 味わいと風味。これがいつしか、美味いなぁ~と思える日が来るはず! 体の調子が悪い時は多分飲めません(笑) 僕はこのお茶で体調が良くなった気がします。 本当に素晴らしい体験でした。 茶の湯とは、主人(おもてなす側)と、
客(おもてなしを受ける側)の思いやる気持ちが相互に無いと成り立ちません。 どこにいっても、どこで食事をしても、どこに遊びに行っても、
おもてなしを受ける人にも教養と配慮が必要なのだと改めて思いました。
旅館をする上で、相手を思いやる気持ちを常に持つことを第一義としてながらも、
そういった気持ちを持っていただける皆さまと
末長くこの仕事でお付き合いしていきたいと、強く感じました。 さぁ、今日は嵐山で茶菓子作り体験です。 この場を作っていただいた研修委員会のつるやの山口裕司さんと、
天童荘の伊藤豪さん、茶の深さを教えていただいた裏千家岩渕先生に感謝感謝です!

京都研修9